ニュース
- 車検整備時に分解しないと分からない故障個所ナンバーワン?(第3回)[2022.09.08]
-
こんにちは!車検のコバック雪ヶ谷店&蒲田店のブログ担当です。
まだ暑い日もありますが、朝晩は結構過ごしやすい気温になってきましたね(*´ω`*)
ただ、ここ最近は湿気が凄くてじめぇぇ~ってしてますけどw
からっと良い天気の涼しい日が待ち遠しいです(*´▽`*)さて!
車検をすると・・・「車検に受からない箇所が見つかりまして、追加のお見積りです!」
など、点検を進めていくと不具合が見つかって修理箇所が増え車検代がかさむ・・・なんていう経験をした方が多いんでないでしょうか?
お車の状態は【乗ってる年数】【乗ってる距離】で変わったりしますが、それ以外でも【使い方】【走る場所】【保管や使用の場所】【運転の仕方】によって変わってきますので、状態は点検を進めていかなければ分からない部分も多々あります。特にブレーキ周りは、タイヤを外して分解して点検を行わないと分からない部分が多いです。
この写真をご覧ください。何やらの場所をドライバーでめくってみたらオイルべっとり・・・に見えますか?
この部分「ホイールシリンダ」という部品になります。
現代のお車では後ろのブレーキに使われている機構で、リアドラムブレーキなどと呼ばれている機構の中にある、ブレーキシューを押し広げる油圧ピストン部分になります。
ブレーキを踏むとブレーキオイルが押されてホイールシリンダの中に入ってきます。そうするとホイールシリンダは左右に広がり、ブレーキシューを押し広げ、その外でタイヤと共に回っているブレーキドラムを押さえつけてブレーキをかけています。・・・はい分かりづらい!(;´Д`)
つまりはこのホイールシリンダを足の力→油圧になって押し広げてるわけです。
で!!!!!!!
もう一度この部品をアップで見てみましょう。
ゴムのような物をめくっていますが、その前に手前の錆のありそうな金属の部分にオイルが付いたようなところがあるのが分かりますか?この部分、ブレーキオイルが滲んでいます。この状態は以下の状態となります
ブレーキを踏むとここからオイルがにじみ出る→ブレーキに伝わる力が弱くなる(最悪力が伝わらない)→ブレーキの効きが悪くなる
つまりこの状態は最悪の場合ブレーキが効かなくなります。
・・・という事で、少々でもにじみがある場合は車検不合格となりまして整備が必要です。ドラムブレーキはタイヤを外して、ドラムを外さないと中が見れないので、分解点検後でないと様子が分かりません。
やっぱりわかりづらいですよねwww
もしよければお店に模型があります!
詳しくご説明もできますので気になる方はお声をかけてください(=゚ω゚)ノ